【海外の反応】外国人が日本のお菓子に初挑戦!感動するほどウマい!?
家でゆっくり映画を観るのっていいですよね。
バイリンガルがそろって口にする、おすすめの勉強法の中の一つにも「洋画を観る」があります。
だけど、いざ洋画を観ようとなると検索ページをいったりきたり、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、LanCul(ランカル)英会話のメイト*であり、大の映画好きとして様々なジャンルのお気に入りを持つフィリピン出身のAlenに、毎日の小さな悩みや不安から人生の大きな考え方にまで、優しくもしっかりと背中を押してくれるような映画を教えてもらいました。
*ランカルでは、講師と生徒ではなく、フラットに楽しむ英会話のMC役を親しみ込めてメイトと呼んでいます。
第1回目では、変わらない日常の刺激になる1本をご紹介。
観た人の人生をインスパイアしてくれるような作品をえらんでくれました。
「Alenって本当に映画に詳しいよね。
好きな映画を見つけると何年にもわたって何度も観るって聞いたけど、今回はどの映画を紹介してくれるの?」
「僕が今回おすすめするのは、今まで何度も観てきた1999年公開の映画『FIGHT CLUB(ファイト・クラブ)』。
映画やその中の台詞は、僕の今ある人生に多くのインスピレーションを与えてくれているんだ。
学歴、仕事選び、日本へ来ること、そんな自分の人生の岐路に立った時、いつもこの映画の台詞を思い出して勇気づけられるんだよ。
だから、今回はそんな映画好きが学んだ教訓ともいえる名言を紹介するね。」
〈あらすじ〉
世代の共通した虚無感や敗北感を痛いほどリアルに表現している主人公の “僕”。
この映画では何も変わらない日常と変わりたいと願う心の葛藤を描いています。
「それじゃあ、まずAlenの心に残ったセリフについて教えてください!」
01
「ファイトクラブを最初に観たのはかなり昔だったから、ずっと長い間このセリフは記憶の中にあったのさ。
初めて聞いたときから、『ああ確かにそうだな』って思ってはいたんだけど、本当の意味を完全には理解できていなかったと思う。
そのあと何年か経って大人になってもう一度観てみたら、この言葉を通してたくさんのことに気付かされたんだ。
その中の一つが日本へ来ること。
フィリピンでは何不自由なく幸せに過ごしていたから、両親や友達に反対をされていたんだ。
でも、どこか全く違う場所で新しいことを始めたらもっと想像できないような幸せを得られるんじゃないかって思ったのさ。
現状に満足して、成長や挑戦することを止めてはいけないって教えてくれたんだ。
今ある十分に幸せな環境から離れることは勇気のいることだと思う。
だってそれがどう転ぶのか予想できないんだから。
でも、全てを投げ売ってでも自分の望むところへ向かうことは結果的に大きな成功をもたらしてくれるのさ。」
02
「このセリフはフィリピンにいた頃の自分によく当てはまると感じたんだ。
友達や車など様々な大切なものを持っていると、フットワークが重くなり身動きがとれなくなってくる。
でもそんなふうにモノに支配されていくことに嫌気が差したのさ。
だから日本へ来て何も持っていない自分こそが、本当の自由なんじゃないかなって感じたんだ。」
「何も持ってないことを不安に思ったりはしなかったの?」
「何もない、何も知らないって状態に不安よりも好奇心を感じたんだよ。
明日がどうなるのか分からない毎日にわくわくしていたんだ。
何もわからないってことは、自分次第でどうにでもなるってことだからね。
同じことを繰り返す安定した日常は安心を与えてくれるかもしれない、でも変化を恐れないことは自分にさらなる可能性を与えてくれるんだよ。
何が起きるか制限なんてないんだからさ。」
「冒険心を大人になっても持ち続けるって簡単ではないかもしれないけど、大切なことかもしれませんね。
続いては、私LinaがAlenが紹介してくれた映画の中から日常でも使えるフレーズをピックアップしてみました。」
03
主人公 “僕”が独り言で放った台詞。
Sooner or later以外にも、better or worse / more or less など正反対の意味を持つ比較級に対して使うことができます。
日本語ではよく使う言葉、英語に直訳しようとすると悩んでしまいそうですが、知ると意外と簡単な単語で活用できますよね。
04
ブラッド・ピット演じるタイラーが放った言葉。
自由だけどしっかりと芯を持った彼にぴったりのフレーズですが、こちらは日常でも使えるイディオム(慣用語)なんです。
「ポテトチップスが落ちるようにそのまま転がらせる=どんな結果になったとしても」というようにイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
人は誰でも平穏で変わらない日常に安心を求めてしまいますが、心のどこかに変化や挑戦を求めている気がします。
それでも失敗やリスクを回避しようと、その気持ちを心にしまいこむ、そんな葛藤の毎日なのではないでしょうか。
Alenとの取材を終えたあと、ものすごく感化されている自分がいました。
現状に満足せず、日々試行錯誤を繰り返す。
そんな安定と変化の一進一退の中に、一人ひとりの人生の意味があるのではないかと感じました。
英語は学習するだけのものではなく、経験や知識を増やしてくれるものでもあります。
心に突き刺さる言葉は、感性を豊かにしてくれるだけでなく、他者とのコミュニケーションをより奥深くしてくれますよね。
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