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【完全攻略】一撃でわかる!イメージで覚える英語の前置詞

編集スタッフ:Lina

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英会話をマスターしたい!と目指す人にとって、ネイティブ会話術やリスニングはよく注目されますが、どんな会話でも外せないものが in / on / at / for などの「前置詞」です。
海外の人にとって日本語の「は・に・を・て」の使い分けが難しいように、私たち日本人にとっても正確な使い分けは難しく感じるでしょう。
そんな前置詞について、

「曜日や月を伝える時ってinだっけ…?onだっけ…?今すぐ知りたい!」
「一度きちんと整理して、いざ使う時に迷わないようにしたい!」
「少しずつ英語が話せる話せるようになったのに、前置詞を間違えて誤解されたくない!」

そんな風に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、
前置詞攻略のコツから実際にそれぞれの前置詞の覚え方まで、イメージを使ってわかりやすく解説していきます。
どの前置詞を使うべきか悩んでしまう人には必見ですので、しっかり理解して正しく使いこなせるようになりましょう。

【目次】

1.前置詞攻略へのコツ
2.こんな失敗あるかも?!注意したい使い分け
3.イメージで覚える前置詞10個
まとめ

 

前置詞攻略へのコツ

英語の前置詞は数が多いので、正しい使い方を一つ一つ覚えようとすると難しくて頭を抱えてしまうでしょう。
前置詞は意味を覚えることも大切ですが、実は、しっかり身に付けるためのポイントとして「イメージ」を捉えることが重要です。
それぞれの前置詞をイメージで認識しておくと、実際の会話でもスムーズに引き出すことができるでしょう。
前置詞一つ一つを英単語のように訳して考えようとせず、本質的なコアイメージを頭に描き、様々な用法に当てはめていくことが前置詞攻略の近道となります。

この記事では、頻繁に使われる前置詞をそれぞれのイメージを紹介しながら解説していくので、絵を見ながら感覚を掴んでいきましょう。

 

こんな失敗あるかも?!注意したい使い分け

英語学習者の中には、前置詞なんてそこまでしっかり覚えてなくても伝わるんじゃないの?と思う方もいるのではないでしょうか。
たかが前置詞、されど前置詞。
実は、一つ間違えてしまうだけで全く違う意味に捉えられてしまうんです。
今回はその中でも日常会話でも使うような in と at の意味の違いについて例の動画を参考にご紹介します。

まずはこちらの動画を見てみてください。

 

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※動画を今確認できない方はこちらの例文で確認してみてくださいね。

A : Hey, what are you up to?(ねえ、今何してるの?)
B : Hey! Umm, I’m in the hospital.(えーっとね、今病院にいるんだよね。)
A : What?! Are you ok? I’m gonna come over.(ええ?!大丈夫なの?今から会いにいくよ。)
B : I’m just visiting my friend. Why are you so freaking out?(友達のお見舞いに来てるだけだよ、何でそんな驚いてるの?)
A : Oh, you are at the hospital. “in” means you are staying in the hospital.(ああ、病院に来てるってことか、inって言うと病院に入院してるってことになるんだよ。)

 

2つの前置詞の違いに気付けましたか?
Hospital(病院)にたいして、お見舞いや外来受診などで病院に一時的に滞在している際は場所の一点を表すat を使います。
一方で、入院している、または何らかの事情で病院にしばらく滞在する場合は空間の中を表すin を使います。
in / at たったこの違いで、「入院している」と「病院に来ている」の大きな誤解を与えてしまうことになりますので要注意が必要ですよね。

前置詞とは、英文の中でこれだけ大きな役割を果たすものになるので、しっかりとマスターして使いこなしていきたいですね。

 

​​イメージで覚える前置詞10個

1.in

in

inは「空間的な広がりの中にいる」というイメージです。
in the world(世界で)からin the box(箱の中)まで、大小に関わらず空間の内部を示すほか、in tears(涙ながらに)やin the rain(雨の中)、in black(喪服を着た)のように、そのものの中に自分の身を置くような状態を表します。

場所や状態を示すことができる前置詞ですが、期間を表すときにも使うこともできます。

《 inがよく使われる期間や時間の例 》
・年 in 2021(2021年に)
・月 in August(8月に)
・季節 in summer(夏に)
・時間 in the morning / in the evening (その朝に / その午後に)

例)
I’m in the train.(わたしは電車の中にいます。)

2.at

at

atは「ある特定の一点」を表すイメージです。
at 3:00(3時に)のように1日のうちのごく短い時間を指す場合や、at station(駅で)のように地図上のある一点を示す場合に使われます。
また、sit at table(テーブルに着く)、at 5 page(5ページに)、at exit(出口で)のような使い方があります。

《「at」と「in」の使い分け方 》
「at」はある一点を指すイメージです。
※地図上に一点場所をさす場合に使われます。
「in」は最初に説明したように建物やその場所の中にいるイメージです。

例)
The meeting is at three o’clock.(会議は3時です。)

3.on

on

空間を表すin、一点を表すatに対して、onは「平面的な部分に接触している」というイメージです。
on the table(テーブルに)やon the wall(壁に)などの物理的な接触のほか、季節や年などの長い期間を表すinとは違い、on Friday(金曜日に)のようにカレンダー上のあるポイントを表す場合に使われます。

《 in / at / on の時間や日付の使い方の違い 》
・in (年、月、時間)in 2021 /in January : 長めの期間を表す
・n(日、曜日)on Monday : 一定の期間
・at(一点のポイント)at the moment : 特定の時間

逆三角形のイメージで、in > on > at と時間の長さをイメージしておくと良いでしょう。

例)
My cup is on the table.(私のコップはテーブルの上です。)
The clock on the wall.(壁の掛け時計)

4.to

to

時間や場所、目的を表すtoは、「目的に向かって進み、最終的に到達する」というイメージです。
The road lead to Roma.(全ての道はローマに通ず)ということわざでは、「ローマ」という目的に対して道が確実に通じているということを表しています。

例)
I go to a supermarket.(スーパーに行く。)
I will give this to my mom.(ママにこれをあげる。)
I’ll give this to you.(あなたにこれをあげるね。)

5.for

for

目的地への到着を示唆するtoに対して、forは「目的に向かって進んではいるが、到着していない」というイメージです。
例えば、I have a present for you.(あなたにプレゼントがあります)という場合は、「プレゼントはあるけれど、まだ相手には渡っていない」という状態を示しています。

《 forとtoの違い 》
・動詞がshow / teach / tell / give などの2人以上で行う動作は「to」を使います。
また、目的地に向かって最終到達しているときはtoを使います。
・動詞が buy / make / cook / choose / find / get / lent など1人でもできる動作は「for」を使います。
目的地の到達をイメージするtoとは違い、forは目的地に向かっているもののまだ目的地に到着していない状態です。

例)
I have a present for you.(あなたに渡したいものがあります。)

6.from

from

toとは反対に、「目的を起点として離れていく」のがfromのイメージです。
I am from Tokyo.(私は東京の出身です。)のように場所が起点となる場合のほか、We were waiting from 11:00.(私たちは11時から待っています。)のように、時間が起点となる場合もあります。

例)
I came here from Tokyo today.(わたしは今日東京からきました。)
We will play soccer tomorrow from 1pm.(わたしたちは明日1時からサッカーをします。)
I heard the news from her.(わたしはそのニュースを彼女から聞いた。)

7.into

into

「対象物がある空間のある一点に入る」というのがintoのイメージです。
go into town(町に行く)や10 into 20 is 2(20÷10=2)のほか、プログラムをコンピューターに入れる場合にinto a computerと表現されます。また、run into ~ . は「何かに衝突する」というニュアンスから、「偶然出会う」「遭遇する」と訳すことができます。

例)
He ran into the room. (彼は部屋の中に走って入った。)

8.off

off

offには「もともとあった場所から離れる」という、onの反対のイメージがあります。
be off(去る)のように人がその場から離れる場合のほか、get off the car(車を降りる)のように人が何かから離れる場合や、take off the socks(靴下を脱ぐ)のように物が自分から離れる場合などに使われます。

例)
I got off the car.(車を降りました。)

9.among

among
「何かに取り囲まれている状態」がamongのイメージです。
対象の数が3つ以上の場合に使われることから、among the treeという場合は3本以上の木に囲まれていることを表します。特に、among the crowd(人混みの中で)やamong the people(大衆の間で)のように、対象の数が明確になっていない場合に多く使われます。

例)
He is the best player among his teammates.(彼はチームメートの間では一番優秀な選手です。)

10.between

between

3つ以上のものに囲まれているamongに対して、「2つのものに挟まれている状態」がbetweenのイメージです。
between London and New York(ロンドンとニューヨークの間)の物理的な隔たり以外に、between 9:00 and 11:00(9時から11時の間)のような時間や、between blue and white(青と白の間)のような程度などを表します。

例)
Our office is located between Shinjuku and Shibuya.(私たちのオフィスは新宿と渋谷の間に位置しています。)

まとめ

いかがでしたか?
前置詞は一見難しく見えますが、しっかり意味を捉えてイメージができると理解が深まり、使い分けができるようになりますよ。
思い通りに使いこなせると英会話にもさらに自信がついて、英語がもっと好きになるでしょう。
ぜひ何度もイメージを頭の中で広げて、スムーズにアウトプットできる練習をしてみてくださいね。
LanCul英会話ではそんな教科書では学ぶことの出来ない、日常的でより実践的な多様な会話を学ぶことができます。
気になる方は下のプレビュー動画をチェックしてみてくださいね。

文法感覚<プレビュー>

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