【わたしのバッグ】#1 毎日自分の「好き」思い出させてくれる。素直さと自由さを兼ね備えたバッグの中身。のアイキャッチ

【わたしのバッグ】#1 毎日自分の「好き」思い出させてくれる。素直さと自由さを兼ね備えたバッグの中身。

編集スタッフ:Lina

(左から順に)
・ミニリュック / Coach
・デイリーリュック / JANSPORT
・トートバッグ / FRAY.I.D
・ミニポシェット / FURLA

デザインや機能性、カラーや大きさなど、バッグ一つをとっても十人十色。
そんな「バッグ」やその「中身」には持ち主それぞれの “自分らしさ”が詰まっていると思います。

そのリュックどこの?使いやすそう!
このお財布すごくあなたらしくてお洒落だね。

そんな会話をついこないだも仕事仲間としたのを覚えています。
今回から連載が始まる【わたしのバッグ】では、周りで働く気になるあの人のバッグの中身や、その人のルーツが分かる愛用グッズまで質問していきたいと思います。

人に聞く前にまずは自分から、ということで第一弾は私、ランカルのwebライター兼編集者のリナのバッグの中身を紹介します。

10年の記憶をつないでくれるお気に入りのブランド

(右上から時計回りに)
・iPad
・2021年の手帳 / Rollbahn
・パソコン / Mac Book Pro
・ハンカチ / ラルフローレン
・メガネ / Zoff
・ポーチ / Coach
・お財布 / Marc by marc Jacobs

「普段、仕事の日はパソコンやiPadなど、必要なものが全部入る大きなリュックを使っています。
このリュックを使って3年、このブランドのリュックを愛用して10年になるのですが、このブランドを選び続けるのには理由があるんです。

アメリカ高校留学をする際、現地で1年間私と共に過ごすために買ったのがこのブランドのリュックだったんです。
辛い時も楽しい時も、毎日背中に感じていたリュック。
当時のものはもうボロボロで、今は2代目を使っているのですが、買い換えるのがどうしても名残惜しくて、このブランドに記憶を残して愛用しています。

26歳にしては少しカジュアルなのかな、とも思いますが、私はこれを毎日背負ってると留学で得た経験や記憶とずっと繋がっている気がして、その気持ちが好きなんです。」

小さな勇気はポーチにしのばせて

(右上から時計回りに)
・ピアス / 2年前ヴィーガンマーケットで購入したもの
・ハンドサニタイザー / Bath&Body Works
・リップバーム / Vaseline
・オードパルファム / Bath&Body Works
・ハンドクリーム / Bath&Body Works
・口紅 / ORBIS
・ランカルバッチ / セールスの際は必ずつけているバッチ

「昔からポーチに必ず入れているのは今の時期にぴったりのグッズ、小さなハンドサニタイザー(ジェル状のアルコール)。
日本では以前そこまで主流ではなかったですが、アメリカではもう10年以上前から定番グッズとして使われています。
この青色のケースは留学中、ホストマザーがクリスマスプレゼントでくれたものなんです。

この記事を見てくださってる方はお気づきかもしれませんが、私は大の青好きなんです。
幼い頃から「青」は私にとって安心と勇気をくれる色で、何よりも好きなものでした。

それをちゃんと覚えてくれて選んでくれたことが心から嬉しくて、使うたびに ”I know what you like.”(あなたの好きなものは知ってるのよ)と言ってくれているようなホストマザーの優しくて温かい笑顔を思い出します。
そして思い出すたびに、そばにいなくてもずっと私を支えてくれているようで、一人じゃない、頑張れる、そんな気持ちになるんです。」

部屋の中にも『好き』を散りばめて

「私が日々の中で意識しているのは、自分らしさを忘れないことです。
そして私にとっての自分らしさとは『好き』に素直になることだと思っています。

毎日使っているこのブランケットもその一つです。
アメリカ留学の最終日、日本に帰る私にホストファミリーがくれたプレゼントがこのブランケットでした。

“We Love You, Rina. From the Kirschners”(リナ、愛しているよ。Kirschner一家より)
オーダーメイドの刺繍とホストファミリーからの言葉。
さりげない一言かもしれないですが、私にとっては大きくて深くて、大変で不安だった留学の一年全てを解決してくれたんです。

“You are a part of our family.”(あなたは私たち家族の一員よ。)

ことあるたびに私に伝えてくれたこの言葉。
プレゼントを通してこの言葉の本当の意味を理解できたようで、日常で大変なことがあったり落ち込んだ時、このブランケットに包まれるとちょっと気持ちが落ち着きます。
また、自分にとって一番辛かった時期を乗り越えたんだから今もきっと大丈夫、そう思わせてくれる宝物のような愛用品です。」

=====

忙しなく過ぎていく毎日、余裕がなくなってしまうこともあります。

その中でも、ブランドや周りの目を気にすることなく
好きなもの『好き』だと言い続けられる素直さと自由さをバッグにも日常にも溶け込ませていきたい。

それが、私にとっての自分らしく毎日を生きていくことなんだと思います。