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「英語で謝る時は『I’m sorry.』のワンパターンになっているかも…。」
「きちんと丁寧に謝りたい人がいるんだけど、なんて伝えるべき?」
「『ごめん』と『申し訳ございません』のように、状況に応じて使い分けできるようになりたい!」
この記事を読んでいるあなたは今このように感じているのではないでしょうか?
「I’m sorry」は便利な言葉ではありますが、乱用してしまうと無愛想に聞こえるのではないかと心配になりますよね。
またビジネスの場面だと、日本語の「申し訳ございません」のように丁寧に謝罪の意を伝えたい時もあるでしょう。
そこで今回は、謝る時に使える覚えておきたい英語フレーズをシチュエーション別にご紹介します。
英語フレーズをご紹介する前に押さえておきたい「謝る時の3つのポイント」についてご紹介します。
どんなに丁寧な言葉を使っていても、ご紹介する3点が押さえられていないと気持ちがこもっていないように見えるかもしれません。
ぜひ一緒にチェックしていきましょう!
普段、母国語で感謝したり謝る時は、意識せずとも自然に感情をこめて相手に伝えているでしょう。
しかし外国語になると急に棒読みになってしまう人って結構いるんですよね。
一度、英語のスピーキングを録音してみてください。
すると「自分の英語ってこんなに棒読み感すごかったっけ?」と感じる方が多いと思います。
なんでこのようになるのかというと、英語を話す恥ずかしさや「この表現合っているかな」などの不安や心配により、感情を込める余裕がないからなんです。
「私もずっと英語が棒読みになってしまうことが悩みでした。感情を込めようとすると、かえって不自然な感じになってしまい、嘘をついている様に見えていたと思います…。」
自分では感情を込めているつもりでも相手にそれが伝わらなかったら意味がないですし、不自然なリアクションだと相手に不信感を与えてしまいます。
感情をナチュラルに表現するためには、ひたすら1人でボイスメモを取りながら練習することが大切です。
もちろん最初は全く上手くいかないかもしれません。
私も最初は「ひたすら同じフレーズ言っててなにやってんだろう。」とか「こんなのやってて意味あるのかな。」と思っていましたから。
しかし数を重ねると緊張せずに感情をこめることができるようになっていきました。
その時ってとてもうれしいんですよね。
ぜひあなたも根気強く練習してみてくださいね!
2つ目のポイントは、時と場合に応じた表現を使うことです。
日本人は海外から見ると「謝り過ぎ」に見られることがあります。
例えば電車を降りる時に「すいません。」と頭を下げて降りる行動は海外ではありえないんです。
「なんで悪いことをしていないのに謝るんだろう。」ってなりますからね。
「私はニュージーランドにいた時に何度も謝ってしまう癖がありました。というのも気弱な性格だったので、何かお願いする時やわからないことを聞く度に、冒頭に『I’m sorry.』を言ってから話していたんです。今になって振り返ってみると、笑いがでるほど『I’m sorry』を使っていたと思います。笑」
謝るということはもちろん大切なことですが、謝りすぎもその場の空気を濁したり、相手を心配させてしまうことがあります。
時と場合に合わせて、気持ちを伝えていきましょう。
自分の非を認めて謝って終わりはNGです。
そのあとどのように行動していくか、考え実践していくことこそが重要でしょう。
例えばあなたが自分が起こした仕事のミスで謝罪をしたとします。
しかし、どんなに気持ちがこもっていても「なぜミスをしてしまったのか。」「次から同じミスを繰り返さないためにどのように努力するのか。」を伝えることができなければ、信頼回復は難しいかもしれません。
逆にそれらを伝えることができれば「この人はすごくしっかりしてる。」と思い、今後に期待してくれるでしょう。
謝るのと同じくらい原因分析や次回への対策というのは大切なんです。
まずは仲の良い友だちや家族に気軽に使えるフレーズをご紹介していきます。
「I’m sorry」から「I’m」を取り除くことで、軽く謝る表現になります。
ほんの少しのミスをしてしまった時に使える表現で、私も友だちに謝る時はよくこれを使っています。
「fault」は「責任」という意味です。
自分が原因で相手を困らせてしまった時に使えるフレーズになります。
こちらは「My fault」よりもくだけた謝り方で、仲の良い友達同士で使える表現です。
親しくない場合や目上の人に使うと失礼になるので気をつけましょう。
こちらは自分の非や過失を許してほしい時に使える表現です。
実際にこのフレーズを使う時は、きちんと謝罪の言葉を伝えた後に言うようにしましょう。
謝罪の言葉なしに急に「許して。」と言われても「え?」ってしまいますからね。
次はビジネスやフォーマルな場で使える便利なフレーズをご紹介していきたいと思います。
「深く」という意味の「deeply」を使うことによって、謝罪の気持ちを強調することができます。
また、ビジネスやフォーマルな場では「I’m」と省略せずに言うのがポイントです。
「apologize」は「sorry」よりもかしこまった表現です。
「sorry」と同じで謝罪の意味を表しますが、ニュアンスが変わってきます。
「『sorry』は謝ってはいるものの、必ずしも自分のせいであるということを示しているわけではないんです!しかし、『apologize』は自分の非を認めた時に使う言葉になります。」
インターネットが発達した今では、毎日誰かしらとメールで連絡を取り合うこともあるでしょう。
毎日もしていたら、時には喧嘩したり自分のせいで相手を困らせてしまうこともありますよね。
そこで次は、メールで使える便利なフレーズについてご紹介していきたいと思います。
相手から連絡が来ていたのに仕事の都合で早く返せなかったり、メッセージに長時間気づくことができない時もあるでしょう。
そんな時に便利なのがこのフレーズです。
とてもカジュアルな言い方なので、目上の人やあまり親しくない人には使わないように注意しましょう。
急に都合が悪くなって、会う約束をしていたのにキャンセルしないといけない時もありますよね。
そんな時に使えるのがこのフレーズです。
この「make it」 は「都合がつく」という意味になります。
実は「make it」には他の意味や使い方があり、文脈によって意味が異なります。
ここでは他にもよく使われる「make it」をご紹介しますので、この機会に一緒に押さえておきましょう!
「make it」の基本の意味が「うまくいく、成功する」になります。
「何かを成し遂げた時や大会に優勝した時などに『I made it!(やった!成し遂げたぞ!)』と言ったりしますね!」
この「間に合う」という意味の「make it」もかなりの頻度で使われています。
時間や予定を調整する際に、使わることが多い表現ですね。
こちらはとてもフォーマルな言い方なので、目上の方にも使えるフレーズです。
ここでは「なぜ返事が遅れたのか。」を伝えるとさらに誠実な気持ちが相手に伝わりますよ。
ここまで謝る時に使える色々なフレーズをご紹介してきましたが、「結構簡単だしすぐ使えそう!」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、簡単そうなフレーズを覚える時ほど油断をしてはいけませんよ。
なぜかと言うと、簡単なフレーズほどアウトプットしないからなんです。
「どういうこと?」ってなりますよね。
まずアウトプットとは、何度も紙に書き出したり声に出すことです。
例えば、少し長くて難しいフレーズがあったとします。
あなたはそれを覚えるために書き出したり、声に出して覚えようとするはずです。
しかしこの記事でご紹介したような短いフレーズだと、心の中で読んだだけで覚えた気になってしまいます。
これではアウトプットではなくインプットをしただけなので、時間が経つとすぐに忘れてしまい、自分の英語としていつまでも使えるようになりません。
「『あれ、この前覚えたはずの単語が思い出せない。』という経験は1度はありませんか?私もこのような経験があり、その時は完全にアウトプット不足でしたし、『もっと早くアウトプットの重要性を知っておけばよかった。』と後悔しました…。」
声に出して練習する時は恥ずかしいかもしれませんが、自分の顔の前に鏡を置いて、映っている自分に向かって覚えたフレーズを使ってみましょう。
最初はつたない英語になってしまったり、途中で噛んだりしてしまうと思いますが、慣れてきたらナチュラルに言えるようになっていきます。
またそのフレーズが脳に染み込み、覚えたフレーズを忘れることも少なくなっていきます。
今回はシチュエーション別に謝る時の英語フレーズをご紹介してきました。
人間には誰にでも失敗はあります。
そんな時に「I’m sorry.」だけではなく、状況に応じて様々なフレーズを使うことで相手からの誤解を防ぐことができます。
ぜひご紹介したフレーズを使って気持ちを伝え、その後の行動に関しても意識しながらコミュニケーションを取っていきましょう。
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