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【スタッフコラム 】父の日の訪れで思い出す、わたしの原動力

編集スタッフ:Lina

今年も暑さとどう戦おうかと考える日々の中、

カレンダーを覗くと一週間後に迫る父の日。

「そういえば父の日って母の日よりもちょっぴり静かだな…

ここ何年もしっかりお祝いできてない。」

そんな思考をぐるぐるめぐらせていると、過去の記憶がよみがえります。

 

実は、私にとって英語と父親は切っても切れない関係にあるんです。

 

ど田舎で生まれ育った父ですが、私が生まれたときにはゴリゴリの外資系で働き、

年に何度もアメリカ出張を繰り返していました。

英語を知ったのも、外国人に初めて会ったのも、

アメリカへ初めて渡り、興味を持ったのも全て父の影響。

そして私の人生を変えてくれた高校留学をしたのも父の勧めでした。

 

幼いながらに見ていた、英語を話す父の背中。

私の家庭は昭和時代にタイムスリップしたような両親。

亭主関白で教育熱心だったので決して楽しいだけの子ども時代ではなかったですが、

その背中を見るときだけは人生の先輩のような「父親」とは違った

尊敬の気持ちを強く抱いたのを覚えています。

 

「私もこんなふうに英語で世界とつながってみたい。」

その原動力は父親の影響が間違いなく大きかったのではないかと思います。

そんな幼少期から約20年、英語をツールとして仕事ができることへの

誇らしさとともに改めて父親の偉大さ感じています。

 

日々の中にある何気ない一瞬も、切り取り方はひとぞれぞれ。

些細なことでも心の隅からはがれず、大人になっても追いかけ続けてた、

なんてことの一つや二つあるのではないでしょうか。

忙しない毎日を繰り返す私たちにとって、過去の思い出がいかに

今につながっているかなんて考える時間もないかもしれません。

それでも一度立ち止まって思い出の引き出しを開けると、

眠っていた記憶が次々に起きてきて温かい気持ちになる。

 

「そうだ、昔みたいにお祝いをしよう。」

 

大人になればなるほど恥ずかしくてちゃんとお祝いできなかった父の日。

たいして溜まってもいないお小遣いを握りしめ、手紙とプレゼントを

欠かさず用意していた子どものころのように、

今年はまっすぐに感謝を伝えてみようかなと思い出が私の背中を押してくれています。

 

以前、父の日に使える英語フレーズを紹介しました。

よかったら読んで使ってみてくださいね。

父の日