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「感謝の気持ちを表す英語がThanksとThank youしか思いつかない。」
「友だちや上司など相手に合わせて、適切な表現を使えるようになりたい!」
「ビジネスシーンで丁寧にお礼と気持ちを伝えたい!」
このように感じている方は多いのではないでしょうか?
私も英語を学び始めた頃はThank youだけが感謝を伝える言葉だと思っており、そればかり使っていました。
しかし英語を勉強していくうちに、様々な感謝を表す表現の仕方を覚え、「日本ではこんな言い方しないけど英語ではこういう言い方もあるんだ!」とビックリした記憶もあります。
そこでこの記事では、「いろんな感謝の表現を知りたい!」と感じている方に向けて、シーン別で使える感謝のフレーズをご紹介していきたいと思います。
この記事で「Thank youだけ」生活を卒業しましょう!
英語で感謝の気持ちを伝えるシーンは日本と同様たくさんあります。
例えばプレゼントを貰った時や、相手が自分のために何かしてくれた時、目上の方にお世話になった時など、考え出すとキリがないくらいありますよね。
そして人間として感謝の気持ちを伝えることはコミュニケーションにおいて本当に大切なんです。
「この人はどんな些細な事にでも感謝してくれるなぁ。もっと仲良くなりたい。」と思ってくれるでしょうし、自分も良い気分になれますよね。
感謝の気持ちを伝えるか伝えないかでは天と地の差くらい違います。
そんな大切なことをThank youだけで終わらせてしまうのは非常にもったいないですよね。
外国の方と話したことがある方は「もっと自分はこう言って感謝したいのにThank youしか言えなくて悔しかった。」という経験はありませんでしたか?
「私自身ニュージーランドに留学していた時に、プレゼントを貰う機会があったのですが、Thank youしかいえず、『心の底から感謝を伝えたいのに言葉が出てこない』と、とても悔しく、もどかしい思いをしました。」
今からでも遅くないです。
いろんな感謝の仕方を覚えていきましょう!
感謝する時は必ず感情を込めましょう。
英語を学びたての人によくあるのが、英語を話す時に棒読み感が強くなってしまうことです。
一度自分の英語をスマホのボイスメモを使って録音してみてください。
すると「確かに自分の英語を録音して聞いてみたら棒読み感がすごい。」と感じる方が多いと思います。
棒読みになってしまう原因は恥ずかしさや、その言葉を話すことだけに集中してしまうからなんです。
「私もずっと英語が棒読みになってしまうのが悩みでした。相手から『気持ちがこもっていないな。』と思われていたかもしれません。」
自分では感情を込めているつもりでも相手にそれが伝わらなかったら意味がないですし、相手から「本当にありがとうって思ってくれてるのかな?」と不信感を与えてしまいますからね。
なので感情を自然に表現するためには、ひたすら1人で感情を込めるようにしてボイスメモを取りながら練習することが大切です。
最初は「なんかわざとらしいなぁ」とか「ぎこちないなぁ」と思うこともあるでしょう。
しかしやっていくうちに必ず自然に伝えられるようになってきます。
そして実際に人に感謝する時も相手に伝わる言い方ができるようになるので、意識して取り組んでいきましょう。
2つ目は自然な笑顔で感謝の気持ちを伝えることです。
よくありがちな例として、外国の方と話している時に緊張のせいで表情が引きつっていたり、無理に笑顔を作ろうとして不自然な笑顔になっている人を見ます。
「実は私は学生時代、シャイでとても緊張しやすい性格でした。人と話している時に自然な笑顔を作るのがとても苦手でしたし、作り笑顔になってしまっていたかと思います…。」
笑顔でありがとうと言われるのと真顔で言われるのとでは説得力が全然違います。
自然な顔で感謝の気持ちを伝えるためには無理に笑顔を作ろうとせず、深呼吸をしてとにかくリラックスすること。
そうすることで私は自然な笑顔で感謝することができるようになりました。
「あ、今の笑顔自然だわ。」って自分でもわかるんです。
なので慣れるまではリラックスすることを意識してみてくださいね。
反対にNG行動、感謝の気持ちを伝える時にしてはいけないことについて解説していきます。
目を合わせないということは本当にNGです。
みなさんは英語でコミュニケーションを取る時は目を見て話すように言われたことはありませんか?
英語圏では日本以上に話す時にアイコンタクトが大切なんです。
目を合わせず話すことによって「この人は私のことを嫌っているんだ。」「無礼な人だな。」などと思われてしまいます…。
特に日本人はアイコンタクトというのは意識しないとついつい忘れがちになってしまいます。
まずは友だちなどに気軽に使えるフレーズをご紹介していきたいと思います。
「so much」で強調することで、とても感謝していることを伝えることができます。
soをveryに置き換えることによって「本当にありがとうございます。」というフォーマルな言い方にもできるので、目上の方にはThank you very muchを使うと良いですね。
こちらは「lot」に注意する必要があります。
なぜかと言うと、時としてこの表現は皮肉っぽく聞こえてしまうためなんです。
具体的に言うと、強調すると皮肉の意味になってしまいます。
例えば自分にとって嫌なことをされた時に「よくやってくれたな。ありがとうな。」みたいな感じで使います。
率直に感謝の気持ちを伝えたいときはlotではなく、Thanksにアクセントを置くようにしましょう。
「owe」は借りるという意味。
直訳すると「私はあなたに1つ借りる。」となります。
要は「借りを作るようなことをしてくれてありがとう=恩に着るよ。」という意味になります。
「日本語ではこういう言い方はあまりしないので驚きですよね。さらに強調したい時には『I owe a lot to you.(私はあなたに大変お世話になったよ。)』と伝えるのもおすすめです。」
気持ちが高ぶって「あなた本当に最高だよ!」と感じる時ってありますよね?
そんな時に便利なのがこのフレーズです。
こんなフレーズ、言われた方もすごく嬉しい気持ちになってしまいますね!
「anyway(とにかく)」をつけることによって、「相手がしてくれたことが実際には役に立たなかったけれど、自分のために頑張ってくれたから感謝したい」という時や、「遊びに誘われたけど用事があって断った時」などに使える便利なフレーズです。
このようなシチュエーションって意外とありますよね。
「million」は「100万」という意味。100万のありがとうを伝えることによって本当に感謝していることを相手に伝えることができます。
100万のありがとうって素敵な表現ですよね。
次はビジネスの場や目上の方に使えるフレーズをご紹介します。
「appreciate」は「感謝します」という意味。フォーマルな言い方なので、丁寧な印象を与えることができます。
「私も今では目上の方に感謝を伝える時は、Thankを使わず『appreciate』を使うようにしています。この表現を使いこなすことができると、英語でも相手を尊重して丁寧な表現で伝えられるようになります。」
これは留学した際に、学校の先生などが親身になって接してくれた時に使える便利なフレーズです。
1つ注意したいのは、appreciateは行動や行為に感謝する時に使う表現なので、「あなたに感謝します。(I appreciate you.)」とはならないのです。
そのため、あなたのどんな行動に感謝したのかを具体的に伝える必要があります。
例文の「your kindness」だったり「your thoughtfulness(あなたの心遣い)」みたいな感じです。
「owe」は借りるという意味。
直訳すると「私はあなたに1つ借りる。」となります。
要は「借りを作るようなことをしてくれてありがとう=恩に着るよ。」という意味になります。
「『grateful』はappreciateと同じく丁寧に感謝の気持ちを伝えることができます。ただし、gratefulは人に対しても使用することができるんです!」
人に感謝する場合は、「grateful to ○○」で「○○に感謝します。」という意味になります。
そして行動や行為に感謝したい場合は「grateful for」を使い、「grateful for your polite response.(ご丁寧な対応に感謝します。)」みたいな形になります。
人にはto、行動にはforと覚えて、実際に使ってみてくださいね。
ここではあなたの助けという行為に対しての感謝なので「for」を使います。
この表現を知っていると、ひと目を引くこと。
そのような時に使える便利なフレーズです。
「gratitude」は「感謝の気持ち」という意味。
full ofと一緒に使うことで、とても感謝していることを表現できます。
「indebted」は「恩義があって」「負債があって」という意味。
最後は何か特定のことをしてくれた時に使えるフレーズをご紹介します。
「Thank you for +動名詞または名詞」で「〜してくれてありがとう」という意味になります。
「hanging out」は「遊ぶ、時間を共に過ごす」という意味。
友だちと遊んで別れる際に言いたい一言ですね。
ただのThank youよりも気持ちが伝わるので覚えておきましょう。
こちらは誕生日パーティーなどに誘われた時に使える便利なフレーズです。
「make a comment」で「コメントする」という意味。
最近はSNSの普及で楽にコミュニケーションを取れる時代になりました。
誰かが自分の投稿にコメントしてくれた時に使えるフレーズですね。
こちらもメールで使える便利なフレーズです。
誰かに優しく接してもらった時に、お礼の言葉として伝えたい一言。
「concern」は「kindness(親切さ)」に置き換えてもOKです。
プレゼントをもらった時に使えるフレーズです。
もし自分が予想もできないようなプレゼントを貰ってびっくりした時は、「You shouldn’t have!(わざわざどうもありがとう!/ 恐縮です…!)」と言うと良いです!
ここまで感謝を伝える色々なフレーズをご紹介してきましたが、「結構簡単に覚えられそう!」と感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし油断してはいけません。
覚えるだけでは自分の英語として使えないんです。
というのもインプットだけでは覚えた気になりますが、いざ実際に使おうとした時に「あれ、何だったっけ?」となってしまう可能性が高くなるためです。
「私も何度もこのような経験がありました…。アウトプット不足で、英語を対面で話そうとすると言葉が詰まってしまい、すごく悔しい思いをしました。おそらくみなさんも似た経験があるのではないでしょうか?」
そのためインプットをした後は、アウトプットをすることが英語学習において大切です。
アウトプットの方法としてはひたすら声に出すことです。
恥ずかしいかもしれませんが、自分の前に鏡を置いて、映っている自分に向かって覚えたフレーズを使ってみましょう。
たくさんアウトプットをすることによって、そのフレーズが頭に染み込み、実際に人に感謝したい場面に遭遇した時に「何だったっけ?」となるようなことがなくなります。
なので英語を自分のものとして使えるようになるために、たくさんアウトプットをしていきましょう。
ここまで感謝を伝える色々なフレーズやポイントについて解説してきました。
冒頭でも話した通り、感謝の気持ちを伝えるのはコミュニケーションにおいてとても大切です。
また、その気持ちを伝えるためには言葉だけでなく、表情だったり感情というものが必要になってきます。
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