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【就活・転職で高評価】TOEIC 800点を短期間で効率的に取る方法

編集スタッフ:ランカル編集部

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英語力を測る指標として、日本で広く認知されているのがTOEIC
TOEICL&RではListeningとReadingの2つの項目が評価され、最高得点は990点となっています。

TOEIC 800点を取るには、大きな壁があると言われています。
そしてその壁を突破するためにカギとなるものが「徹底的なリスニング対策」です!


リスニングは多くの日本人が苦手としているためか、日本人向け英語試験であるTOEICはListening Partの難易度を易しめに設定しているなんて意見もあります。800点を取る上では狙い目になりますね!」

そこで今回は、
客観的に見ても、英語力があることを示したい!実力試しをしたい!
英語はそんなにできないわけでもないんだけど、なぜだか高得点が取れない…。(中学文法は理解している、リスニングもなんとなくわかる)
日々、仕事で忙しいので短期間で点数アップを目指したい!

というあなたに向けてTOEIC800点の壁を突破するためのコツ、練習法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね。

【 目次 】

1.TOEIC 800点を取るとどんなメリットがある?
2.TOEIC 800点の難易度はどれくらい?短時間で取れる?
3.TOEIC800点の勉強法 “リスニングを極めれば勝ち”
まとめ

1. TOEIC 800点を取るとどんなメリットがある?

就活や転職時に高評価を得ることができる

TOEICは日本で最も広く認知されている英語能力試験といっても過言ではありません。
最も広く認知されている=受験者が多いということは、就活生、転職者ごとに人材を比較するのに使いやすい指標となるということです。

では実際に、どのくらいの点数をもっていれば、就活・転職時に高評価をもらえるのでしょうか。

一般的に、履歴書に書けるTOEICの点数は600点以上だと言われています。
(もちろん企業によって求める英語力は異なるので注意してくださいね。)

下図は2021年7月11日午後の部のTOEIC L&Rテストの平均点が示されています。via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

TOEIC L&Rテストは平均点が600点前後に設定されているテストなので、600点以上というのは最低限平均を超えているという評価になりそうです。

そして800点を超えるスコアを取得すると、ほとんどの日系大手企業で「強み」として評価され、外資系企業でもほとんど要件を満たすレベルへとなります。

「実は、800点を超えてくると、日常的に英語を使う経験があるかを問われることが多くなるんです!目標達成したら終わりではなく、日常的に英語使用し、コミュニケーションを取ることを心がけていくことが重要であり、就職後も即戦力となることができますね。」

会社員としてもメリットがある

TOEICで800点を超えてくると、社員としても評価が受けやすくなります。

近年、人事評価の際には、仕事において結果を出したり、人柄や素養、可能性などのポテンシャル(潜在能力)を大きく見るという傾向になってきています。

上場企業の多くが海外志向を持つ現代では、英語力は最も必要とされるスキルの1つとなるため、TOEICで高いスコアを持っているということはポテンシャルを評価される上で、必ず参考にされるポイントになります。

また、海外赴任のチャンスが増えることにも繋がります。
人によっては、「海外赴任は絶対したくない」という方もいるかもしれません。

しかし、「英語力が評価される→海外赴任を任せられる→海外経験を評価される→人事評価アップ」と昇級チャンスの方程式を立てることもできます。

2. TOEIC 800点の難易度はどれくらい?短時間で取れる?

TOEIC 800点の難易度は…?

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト
*この図(Percentile Rank<下位者100分比>)では、該当のスコアに満たない受験者が全体でどの位を占めているかをパーセンテージで示しています。

上図のスコア分布によると、800点以上を取得している人は上位15.6%とであり、6.7人に1人が取得しているレベルであることがわかります。

上位約16%に入る、つまり800点を取るためには、Listening Partで400点、Reading Partで400点が必要となります。

日本人の多くがリスニングを苦手としていること、そしてReading PartよりもListening Partが易しい難易度だと考えられていることを考慮し、今回は「Listening Partで450点、Reading Partで350点を取ること」を目標とした場合にどのような勉強法を実践するべきかお伝えしていきます。

この目標では、Listeningに特化した勉強を行うことで、Readingに関しては、700点レベルの英語力で、800点に到達することができます!

「このように点数を分けて考えたり、必要な点数について細かく分析することで、自分が何を勉強するべきか明確になります。TOEICに限らず、いろんな資格試験で役立つ考え方なので活用してみてくださいね!」

TOEIC 800点取得にかかる時間は?

先ほど説明した通り、Listening Part 450点、Reading Part 350点を目指すと考えると、Reading Partはあと50点だけ必要、Listening Partは150点必要になるでしょう。

平均、平均より少し上のレベルの読解力を持っている方だと、Reading Partを50点上げることは、問題形式の慣れ・単語力の補完で達成することができます。

一方で、Listening Partを150点上げるには後述する勉強法で1ヶ月毎日1時間~2時間集中して取り組むことで達成することができます。

「毎日1~2時間の勉強を積み重ねていくと、おおよそ1ヶ月から1ヶ月半あればTOEIC 800点に到達することができるでしょう!」

3. TOEIC800点の勉強法 “リスニングを極めれば勝ち”

それではいよいよ、TOEIC 800点を取得するための勉強法についてお話しします。

今回は、英語力が平均、平均以上の人(TOEIC 600点レベル)の人向けに、Listening Part 450点、Reading Part 350点を目指すという目標の上での勉強法をご紹介します。

Listening Partの勉強法

Listening PartはPart1〜4に分かれていますが、全体に共通する対策があります。

それは、リスニング問題を2倍速で解き続ける練習をすること。

ほとんどの場合、リスニング問題はダウンロードすることができ、再生速度を自由に変えることができます。
同じ問題でも構いません、2倍速で問題を解き続けることを1ヶ月続けるだけで、必ずTOEICのListening スコアは向上します。

2倍速で問題を解くことには次の2つのメリットがあります。

2倍速で問題を解くということは、回答する時間は2分の1、先に問題やその選択肢を読む時間も2分の1になります。

そのため早いスピードの英語に対応する力が自然とつくため、標準スピードで問題が読まれた時、余裕をもって取り組むことができます。


「単純な対策ですが、確実に聞き取る力がつく練習法です!実際に会話をするときも、この練習であらかじめ早い英語に慣れておくと、ネイティブスピードについていくことができますね。

リスニング勉強の押さえるべきポイントを確認した後は、Listening Partそれぞれの問題について見ていきましょう!

<  Listening Part : Part 1  >

Part 1は写真を見て、それに合った音声を選ぶ問題になります。
via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

こちらのサンプル問題では男性がシャベルで土をすくっている写真を見ながら、音声を聞き、それにあった選択肢(A)を選ぶというような形式です。

単語や表現を聞き取ることができれば正しい選択肢を導くことができます。

<  Listening Part : Part 2  >

Part 2は応答問題です。


via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

短文を聞いた後に、返答として最も適切な文を選ぶという形式です。

設問文の約70%は疑問文であるため、最初の1語(疑問符)を聞き分けることで正答率が向上します。

<  Listening Part : Part 3  >

Part 3は複数人の会話を聞いた後に、会話の内容についての3つに質問に答える問題です。

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

答えの選択肢は問題用紙に書いてあるため、先に次の問題の選択肢を読んでおくということが最大の対策になります。

<  Listening Part : Part 4  >

Part 4は1人の長文スピーチに関する3つの質問に答えるという問題です。

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

Part 3とほぼ同じ問題形式となっています。
Part3と同様の対策で攻略することができるので、この形式に慣れておきましょう!

「『リスニング勉強を徹底したほうがいい!と言っていたのに、2倍速で問題を解き続けるだけでスコアが上がるの?』と思う人もいるかもしれません。しかしながら、解説したようにどの問題も「選択肢の先読み」「理解するまでのスピードを向上させる」ことが重要なんです!」

Reading Partの勉強法

語彙力、そして読解力が試されるこのPart 5〜7のReading Partでは、問題の前半(Part 5, 6)をできる限り時間をかけずに、解いていくことが重要となります。

それでは具体的に問題の形式と気をつけたい点を見ていきましょう。

<   Reading Part : Part 5  >

Part 5は下のような短文の穴埋め形式の問題です。
平たくいうと、文法・語彙問題になります。

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

Part 5では瞬発力が大切になります。
後述するPart 7にできるだけ余裕をもたせるためにも、スピード感を持ってどんどんと解いていくことがこのPartでの目標です。

瞬発力を鍛えるためには、語彙力と文法を即座に理解する力が必要となります!

このPartでは身についている語彙が多ければ多いほど正解することができます。
TOEICのための勉強に限らず、普段の生活から英語に触れる時間を増やし、様々な語彙や表現を少しずつでも覚えていきましょう。

文法の理解力については、基本的な英文の形を知ることが重要です。
実際に参考問題を解くこと、そして日常的に英文を読むことによって、文法をパターンとして覚えていきましょう。


「パターンで覚えることで『この文には動詞がないから動詞が当てはまる!』『ここには人・モノなど対象物がないからそれを選ぶべき!』という風に問題文の意味がわからなくても解ける問題が増えるんです!」

<   Reading Part : Part 6  >

Part 6はPart 5とPart 7のちょうどあいだに当たる問題内容です。
つまり、下のような長文問題の中の短文穴埋め問題になっています。

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト


「以前は、空欄の前後を読むだけで解くことができる問題が多かったのですが、現在は長文全てを読まないと解けない問題が1問含まれるようになりました。そのため、文章を必ずさっと全体に目を通す癖をつけることが必要です!」

<   Reading Part : Part 7  >

Part 7は長文読解問題です。
Reading Part 100問中の54問を占めるTOEIC最大のPartです。

via 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 公式サイト

文章の難易度自体は600点レベルの人でも、内容を理解することができるレベルですが、後半になると複数の資料をもとに回答するものなどがあるため、どの問題よりも時間がかかるPartです。

ここで思い出していただきたいのが、今回は「Reading Part 350点を取ること」を目指しているということです。
350点を取るためには全ての文章を完璧に理解するよりも全ての問題を解くということが大事になります。

「TOEIC 800点に向けた勉強中も『Part 7はとにかく速く読む、最後の問題も時間内に触れる』ということだけを意識して、速く読む癖をつけてみてくださいね!」

4. TOEICで高いスコアをとっても話せない!?

実はTOEICで800点以上のスコアをとっても、いざ外国人とコミュニケーションを取ろうとすると「とっさに言葉が出てこない」「一度、頭の中で日本語に直さないと理解できない」という悩みを持つ人は多くいます。

TOEICで800点以上を取っているのにもかかわらず、話すことができない理由としては以下があげられます。

テストのための勉強、資格のための勉強をしているとこのような沼にハマりやすいんですよね。
もちろん、資格などは自分の英語力を証明するために必要なもの。
でも高い英語力を示すことができても、実際に話すことができなかったら即戦力になるのは難しいですよね。

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5. まとめ

いかがでしたか?
TOEICは自身の英語力を測る指標として、日本ではよく使用されるテストです。
高いスコアを取得することで、就職・転職活動や、海外留学などで有利に物事を進めることができるでしょう。

しかしその一方で、TOEICなどテスト向けの英語ばかりを勉強していたために、テストでは高得点が取ることができるけれど、実際に英語を話すこと、コミュニケーションを取ることはできないということが多くあります。

なるべく早く、効率的にTOEICで目標点を取得し、コミュニケーションを取るための練習に時間を多くかけるようにしましょう。
ビジネスではもちろん、コミュニケーションを取る上では読み書きよりも、話すことが欠かせないスキルとなりますよ。

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