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英会話を上達させたい方なら誰もが実際にネイティブが使っている言葉を理解して話せるようになりたいですよね。
ネイティブの間で当たり前のように使われているスラング。
しかし、学校の授業で教えてもらう機会がなく教科書にも載っていないので
「そもそもスラングって何を指すのか分からない。」
「スラングって本当に必要なの?」
「どんな種類があるのかわからない。」
そのように疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで!
今回は、スラングについて解説と実際に使えるフレーズをジャンル別でご紹介していきます。
2021年版の最新スラングも載せているので、今日から使ってみてくださいね。
“Slang”とは、いわゆる「俗語」のことを指します。
コミュニケーションをとる中でよく使われる砕けた表現方法のことです。
日本語でいうところの「めっちゃ」「KY」「ドンマイ」などを想像するとわかりやすいですよね。
スラングなんて知らなくても英会話はできると思う方もいるかもしれません。
でも実際は、ネイティブの会話では当たり前のように毎日の会話で使われており、知っているだけでもより円滑なコミュニケーションがとれるようになります。
スラングを使うことでよりネイティブの会話に近づきますが、同時に使う上で注意しておきたい点が2つあります。
1)ビジネスシーン
スラングは砕けた表現が多いので、ビジネスシーンなどフォーマルな場においてはあまりふさわしいとは言えません。
ネイティブの人もTPOに合わせて使い分けているようですね。
日本語で「マジ」などの表現をフォーマルな場面で使わないのと同様に考えると分かりやすいでしょう。
心配な場合はスラングではなく正しい英語表現を使うことをおすすめします。
2)意味を理解せずに使う
流行っているから、みんなが使っているから、という理由で真似して使いたい気持ちは十分に分かりますが、英語学習者にとって使い方は注意する必要があるでしょう。
意味を正しく理解せずに使って誤解を招いてしまったり、1)で挙げたようにTPOにそぐわない使い方をして悪い印象を与える場合もあります。
ただ、親しい間柄だったり、しっかり理解して正しく使うことができれば問題はないので安心してくださいね。
今日から使えるフレーズをシーン別でまとめてみました。
ぜひ、友達同士やSNSなどで気軽に使って練習してみてくださいね。
Hi, there!
やあ!
ドラマや映画でもよく聞く定番フレーズ。
“there” に特別な意味はなく、そこにいる相手にたいしてのとっても気軽な挨拶として使われています。
What’s up?
やあ!
こちらも親しい間柄で毎日使われる表現です。
直訳すると上に何かあるのかな?と考えてしまいますが、実際は「やあ」「よう」のように挨拶の一言という意味になります。
※こちらの返答に関して気になる方は、『日常会話フレーズ』の記事もあわせて読んでみてくださいね。
Cheers.
よう!
本来「乾杯」という意味ですが、特にイギリスでは出会いの挨拶または別れの挨拶として使われることがあります。
知っているだけでも「間違えて一人だけ乾杯をしてしまった…。」なんてことを避けられそうですよね。
Keep in touch.
またね。 連絡取り合おうね。
こちらは別れの挨拶として使われるフレーズ。
例:“Let’s keep in touch.” (連絡取り合おうね。)
“I’ll keep in thouch with you.”(また連絡するよ。)
I got it.
わかったよ。
相手が言ったことに対して理解を示す際に使われ、 “I understad.” よりもより口語的な表現になります。
No way!
まさか!ありえない!
信じがたいことが起こった際や、とても驚いた時に使われます。
この一言だけで相槌として使うことができるので、覚えておくととても便利です。
Awesome.
すごいね。
アメリカ人が日常で非常によく使うフレーズであり、私リナも実際に留学中、毎日のように使っていました。
例:“I got a new job!”(新しい仕事に就いたんだ!) “That’s awesome!”(すごいね!)
“This movie is awesome!” (この映画すごく良いよ!)
No worries.
大丈夫だよ、心配いらないよ
“no problem” と同じ意味で使うことができます。
感謝や謝罪をされた際、気軽に「大丈夫だよ」と言いたいときに使ってみましょう。
例:“Thank you for helping.” (助けてくれてありがとう。) “No worries.” (大丈夫だよ。)
It’s up to you.
あなた次第だよ。
“up to ~.” で決める権限は〜さんにあります、という表現になります。
例:“What do you want for dinner?” (夕飯何食べたい?) “It’s up to you.” (あなたに任せるよ。)
Vice versa
逆も然り、 逆もまた同じ
こちらは文末に使うことが多く、前に述べたことに対して日本語でいう「逆もまた然り」と同様の意味になります。
Bucks
ドル
アメリカドルを表現する際、ネイティブの人は “doller” ではなく “bucks”をよく使います.
It’s on me
私がおごるよ
on には負担を表す意味があるので、on me で「私に負担がかかる=おごる」という考えになります。
例:“This coffee is on me. “ (このコーヒーは私がおごるよ。)
Hang in there
頑張って 、 諦めるな
ただ応援するというよりは、困難に直面している相手を励ます時に使うフレーズ。
直訳すると「しがみついて、落ちるな」という意味なので、なんとなく想像ができるかもしれませんね。
lol (= laighing out loud)
日本語でいうところ(笑)にあたります。
会話で使うことはありませんが、SNSやチャットなどでは気軽に使われています。
日本語で(笑)を打つ感覚と同じように使ってみましょう。
JK (= just kidding)
なんちゃってね、ちょっとした冗談だよ
文章の最後などに付け加えて使われるフレーズです。
日本文化にはあまり見られない表現かもしれませんが、ちょっとふざけたり面白いことを言ったあとにぴったりのフレーズです。
ASAP (= as soon as possible)
できるだけ早く
意味はそのままですが、SNSやチャットでは略して使われることが良くあります。
また、大文字で表記することで強調も意味しています。
24/7 (= 24hours / 7days a week)
24時間、常に、年中無休
24時間週7日いつでも休みなくという意味で使われます。
TGIF (= Thanks god it’s Friday)
日本でいう「花金」と同様の意味を持つ略語。
こちらも会話であまり使いませんが、SNSで頻繁に使われるフレーズです。
ここからは今年若者の間で流行っている最新スラングをご紹介していきますね。
Mutuals
こちらはソーシャルメディア良く使われ、意味も本来と似ていて簡単です。
なんらかのSNS上で相互にフォローし合っている状態のことをいいます。
Simps
熱狂的ファン、やりすぎな人
好きな人や憧れの対象に対して過剰になんでもしてしまう人を指します。
Snached
(服装や見た目が)かっこいい、キマッている
先に説明した “Awesome”と同じ意味で使われています。
例:“Your outfit is so snached.” (その服装すごく決まっているね。)
Salty
ドライな状態、そっけない
日本語でも以前流行った「塩対応」を想像すると分かりやすいかもしれません。
例:“You’re being salty.” (そっけないなあ。)
Extra
やりすぎ、おおげさ
例:“She spent $100 for her birthday party. She is so extra.” (彼女は誕生日パーティーで100ドルも使ったんだって。やりすぎだよ。)
いかがでしたか?
スラングとは知らずに使っていたフレーズもあったのではないでしょうか。
今回ご紹介したもの以外でも、スラングは日々作られていきます。
ネイティブとのスムーズな会話を楽しむためにも、ぜひ教科書では習うことのできない言葉もたくさん吸収していきましょう。
そのためにも、実践の場で繰り返し練習をしたり、疑問に思ったら躊躇わずに聞いてみることもおすすめですよ。